公益財団法人健康・体力づくり事業財団の令和６年度研究助成に採択された旨の通知が届きました。
１月初旬に申請申し込みの締め切り、４月２週目に郵送通知が届き、５月から来年３月まで研究期間となります。

タイトルは「高齢者の運動実践を促す動機づけパンフレットの開発及び評価」
高齢者の中でも身体活動・運動を行うつもりがない人や行うつもりはあるが実践に結び付けることが難しい人に焦点を絞り、運動の実施を促す動機づけパンフレットを開発する予定です。
共同研究者にNPO健康心理教育実践センター理事長である竹中晃二先生（早稲田大学名誉教授・順天堂スポーツ健康医科学研究所客員教授）と山口大学教育学部准教授上地広昭先生が入ってくださいます。健康運動指導士の林真紀子さんにもご協力いただく予定です。
竹中先生には大学卒論時にお世話になりました。また私もNPO健康心理教育実践センターの会員でもありますので、広く周知できるような内容にしたいと思います。

12年間実施していました介護保険下でのご高齢者も、運動のやる気のある方は外に出て私たちと一緒に運動を頑張っていただきました。
かたや介護をお受けになっていない方でも、なかなか運動実践に結び付かない方もいらっしゃいます。
日頃は積極的なご高齢者に運動を通じて健康の維持増進に努めておりますが、その機会を拒否している方または機会に巡り合えない方々にとっての働きかけをおこなっていければ、より運動の重要性が周知され未病改善にも繋がっていけるのではないでしょうか。

1年間、調査やまとめ等大変なこともあると思いますが、楽しんでいきたいと思います。
良い成果をお知らせすることができるように頑張ります。